2016
20
Mar

雑記

推すということ

(ここに書くことは主観での戯言です。ご容赦ください。)

 

「この子の未来を見たいのかもしれないな…」

ここのところ、よく考えていること。

ローカルアイドルの現場に足を運ぶようになって、約3年。
たかが3年見ただけで多くのアイドルが姿を現し、消え、また別の活動で表舞台に戻ってきたり。

正確に言うと、自分の中にこうなるだろうなって未来の理想像があって、そこに駆け上がっていく「今」の積み重ねを見たいということ。

アイドルでも「好きなコ」はたくさんいるんです。
でも「推したいコ」というとそうではない。

ところで、「推したいコ」のブログに必ず残すコメントがあるんです。
「長い付き合いになりそうだな」という一言。

最初に戻りますが、おいらにとっての「推し」とは、言い換えれば
「この子の未来を見たいのかもしれないな…」
と思わせてくれるコなんですな。

パフォーマンスだったり、タレント性だったり。
要因は様々。
ただ、理由は必ずあるんです。
アイドルとしてだけの枠に収まらず、そういう長い時間軸で楽しませてくれそうなコ。

そういうコは、違うグループに移ろうとも、ソロで活動しようとも、まったく畑違いのことをしようとも(笑)、我々の面前に立ってくれてるうちは「推せる」んです。

でも、ただ「好きなコ」だとそうはいかない。
そのグループの中にいたからこそ、その立ち位置が気に入っていただけかもしれないし、メンバー間やヲタを絡めた関係性に自分をねじ込んで楽しんでいただけかもしれないし。えてして不明瞭なもの。

どちらも気に入ってたことは事実。
違うのは「今」を積み重ねたいのか、「今」を刻みたいのかの違い。

当サイトのタイトル「その刹那、この一枚」はそういう両面においての願いから名づけました。

あらかじめ断っておきますが、基本的に当方、アイドルに対してのガチ恋属性はありませんのでw
普通にふたまわりも違う世代のオッサンなんぞ、アイドルの目線から見てキモいだけなのは重々承知していますし、ましてや当方は妻子持ちのしがない底辺サラリーマンです。
普通に考えてまず恋愛対象になどならないですね。お互いに(笑)

そんな自分がなぜ年端もいかない少女たちを応援したくなるのか。

結局のところ、かつての夢に負けた自分を投影した代替物であるのだと思うのです。
だから、彼女らが何かを成し遂げたときにはわが事のように喜べる。
そして、また次のステップへの応援をすることができる。
何かが足りなければ、助けてあげたくなる。
そんなことの繰り返し。

ましてや、自分の場合、10代後半にはエンターテインメントの業界にあこがれて、自分でもプレイして、裏方として音響や映像をかじって、「表現者」としてその道を志そうとしてたわけですから、尚更です。

だけれども、現実として「タイムリミット」が来てしまった。
理想だけでは飯は食えない。
就職して生活せざるを得ない現状。

結果、まったくエンターテインメントの世界から離れるものの、まったく趣旨の違う映像の仕事にありつくことができた。
その派生でなぜかIT関係のエンジニアから、印刷媒体のデザインまで手掛けるようになった。
今あるスキルの一つ一つは都度なにかしら生かして生かされて手に入れたものではあります。
それを活かせる立場にあることは幸せだと思ってます。

が、10代の頃に描いた夢はどんどん遠のいた。
生活の許す範囲で、趣味として音楽やDJ等も続けてみたけれども、やはりそれは所詮趣味。
それ一本で飯を食っていけるものではない。

そこで、今見ているローカルアイドルもまったく同じじゃないかと思うわけです。
「プロ意識」とか精神的なことではなく、現実問題としてね。

学業やバイトと両立している兼業アイドルさんはたくさんいます。
いずれ「タイムリミット」も訪れます。

推してるからといって、自分だけではそれに専念させるだけのスポンサー力もないわけですから、それをどうこうしてあげられるというわけでもないのだけれど…
自分と同じ轍を踏むにしても、少しでも緩和してあげて、その子がやりたいことに少しでも力添えできないものかと常々思っています。

佐々木優香ローカル現場での最初の推しのコが以前のグループを卒業するとき、
「歌うことは好き?」
「うん…好き!」
「だったら、いつになっても、どんな形になってもいいから、また歌聞かせてね」
「うん!わかった!」
って笑顔で言ってくれたことが本当に嬉しかった。
そして、本当に戻ってきてくれた。

岸本悠花今推してるコは、こちらから聞かずとも、
「私には歌とダンスしかない。ずっと音楽に関わっていきたい。音楽がなければ自分ではなくなる。」
と、はっきり、強く言ってのけた。

その二人が、この春、まさにその「現実」「タイムリミット」に差し掛かりました。
就職だったり、事務所の方針に合わなかったり、理由は様々ですが、本当にやりたいことができない壁が確実に目の前に立ちはだかっているわけです。

でも、新しい道に進むと決めた以上、多少距離が遠くなるとわかっても、背中を押さなければいけない悔しさと寂しさ。
ほんの僅かな時間でも、その一本のライブだけでも「やり切った」という達成感だけは感じてほしいと切に願います。

「思い出に残るよう」なんて月並みなことは言いません。
だって、きっとこれから先、夢はまだ続くのだから。

…そうだよね?

まぁ、次の針が動き出すまで待ってますわ。

-推しとの暫しの別れを控えた一週間前の深夜に-

 

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